バングラデシュ外務省は「12日、バングラデシュの首都ダッカから離陸した旅客機がネパールの空港で着陸に失敗、炎上した事故で、すでに22人が救助されたが、負傷者の一部は重傷」との情報を12日夜、メディア向けに発表した。新華社が報じた。
同発表によると12日、ネパールの首都カトマンズのトリブバン国際空港に着陸しようとした旅客機が滑走路を外れて炎上。同機には乗客67人と乗組員4人の計71人が搭乗していた。乗客67人の内訳は、ネパール人33人、バングラデシュ人32人、中国人1人、モルディブ人1人。
在ネパール中国大使館は12日、「複数のルートから得た情報によると、今回の事故機には中国人が1人搭乗していた」と発表。大使館は、詳しい事情を聴取するため、負傷者が搬送された複数の病院に職員を派遣、新たな情報が手に入り次第直ちに公表するとしている。
ネパール現地時間12日午後、バングラデシュの首都ダッカからネパール・カトマンズ行きの旅客機が、カトマンズのトリブバン国際空港で着陸する際、滑走路から大きく外れて炎上。ネパール警察のジョン高級警監は取材に対し、事故現場で少なくとも49人の死亡が確認されたとしている。
メディアの報道によると、事故機はデ・ハビランド・カナダDHC-8 型旅客機で、カナダのデ・ハビランド・カナダ社が開発した高速ターボプロップ旅客機。カトマンズの首都ダッカに本社を置くUSバングラ航空が運航するフライトだった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年3月13日
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