「90後」のイケメン、杭州の街頭で口紅ケースデコの店をオープン

杭州の街頭に22日、「口紅ケースのデコレーション専門屋」が突如姿を現した。デコレーションが施された口紅ケースは美しくユニークな外観で、道行く人は思わず足を止め、興味深くのぞき込んでいた。浙江在線が伝えた。

携帯電話のデコレーションは非常にありふれているが、口紅ケースのデコレーションは極めて珍しい。浙江工商大学に通う90後（1990年代生まれ）の天さんは、女性の同級生の多くが、故宮デザインのテープで口紅ケースをデコレーションしているのを目にした。だが、うまくケースに貼れていない様子を見た天さんは、ビジネスチャンスを閃き、街頭で「口紅ケースのデコレーション」屋台を出し、練習することにした。

しかし、デコレーションの費用も、口紅本体の価格に応じて上がるようになった。クリスチャン・ディオールの口紅なら30元（1元は約17.3円）、メイベリンなら10元、という値段設定だ。

ネット上には、「私も屋台を出して、君のライバルになり、値下げ競争をしたい」という声が上がった。このほか、「仕事が見つからなかったら、僕も屋台を出して口紅ケースをデコる仕事をしよう」という冗談交じりのコメントも寄せられた。（編集KM）

「人民網日本語版」2017年12月25日