人民日報社が主催する2017年中国ブランドフォーラムが22日に北京で開催された。今回のテーマは「新たな時代 新たな供給 新たな原動力」。全国政治協商会議の馬培華副主席が開幕式に出席し、あいさつした。
馬副主席はあいさつの中で、「中国共産党の第19回全国代表大会は奮闘努力して社会主義現代化強国の新たな道のりを切り開こうとする中国の壮大で流麗な青写真を世界に向けて描き出したといえる。ブランド強国は国の総合的競争力を体現し、国の文化的魅力を知らしめる重要なルートになりつつあり、経済グローバル化の流れの中で勝敗を決する重要な動きであり重要な指標だといえる」と述べた。
人民日報社の楊振武社長はあいさつの中で、「中国経済は高度成長の段階から高品質の発展の段階に移り、発展モデルの転換、経済構造の最適化、成長の原動力の転換が行われる攻めの時期にきている。供給システムの質の向上を主な攻略点とし、中国経済の質と優位性を著しく増強し、中国製造(メイド・イン・チャイナ)から中国創造(クリエイト・イン・チャイナ)への転換、中国スピードから中国クオリティへの転換、中国製品から中国ブランドへの転換を推進しなければならない。そのためには革新(イノベーション)をより重視して、ブランドの数を増やすこと、文化をより重視して、ブランドのランクを高めること、誠実さをより重視して、ブランドの魅力をより輝かせること、宣伝紹介をより重視して、ブランドの影響力を拡大することが必要だ」と述べた。
フォーラムには、格力電器、海南航空、五糧液、格蘭仕、伊利、恒大、陽光凱迪、福耀、青島ビール、徐工などの有名企業約100社の代表、清華大学国情研究院、中国ブランド建設促進会などの機関に属する専門家・学者ら200人あまりが参加し、ブランド樹立の体験やコツについて話し合い、ブランド発展の良策をともに探った。「新時代のブランド強国計画」も発表された。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月23日
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