中国工業・情報化部(省)が18日に発表した情報によると、同部は今後3年間で人工知能(AI)コア技術及び代表的製品開発の重大な進展を推進する計画だ。なかでもスマート家事ロボットが重点となる。2020年までにスマート家事ロボットの量産化と応用を実現し、医療・リハビリ、高齢者・障害者介護などのロボットの試作機の生産を実現していく。新華社が伝えた。
AIによる社会の変化は往々にして、身近な所から始まっている。センサー・データ技術の進展に伴い、一連のスマート家事ロボットが登場し、人々の暮らしを便利にしている。
携帯電話をタップし遠隔操作すると、ロボットが自動的に掃除を始める。自動運転のセンサーなどの技術により、掃除ロボットは屋内の掃除マップを作成し、スマートに作業を計画できる。一定の試験環境であれば、掃除ロボットは93.39%の面積を掃除できる。
部屋の掃除だけでなく、料理のようなカスタマイズが必要なことも、ロボットが代行可能になる。100種類以上のレシピを入力し、自動的にフライパンの中をかき混ぜて、油や煙をスマートに制御する技術などを導入することで、ロボットにより料理がさらにシンプルになる。
同部は、スマート家事ロボットのうち、スマートインターフェース、スマート操作、複数のロボットによる協力などの重要技術の研究開発を重点的に支持するとした。また掃除、高齢者・障害者介護、リハビリ、児童教育などの分野のロボットのスマート化水準を高め、2020年までに量産化と応用を実現するとした。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月19日
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