財政部(省)がこのほど発表した最新のデータによると、今年1~11月には、全国一般公共予算の収入が16兆17498億元(1元は約17.1円)に上り、前年同期比8.4%増加した。このうち税収は13兆6072億元で同11.2%増加、税金以外の収入は2兆5676億元で同4.5%減少した。税金以外の収入、耕地占用税、都市部の土地使用税などの減少が大きかったことから、11月の財政収入の増加率は鈍化し、同月の全国一般公共予算の収入は1兆1385億元で、同1.4%減少した。
税種別にみると、今年に入ってから、主たる税種の多くが急速な伸びを示し、国内の増値税(付加価値税)は5兆1791億元で同7.5%増加し、このうち営業税から増値税への移行政策にともなう減税の影響により、営業税から移行した分の増値税は6.6%減少した。国内の消費税は9929億元で同3.6%増加、企業の所得税(法人税)は3兆1946億元で同12%増加、個人の所得税は1兆1096億元で同19%増加、輸出に際しての消費税の還付は1兆2363億元で同19.2%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月12日
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