西昌衛星発射センターは11日午前0時40分に「長征3号乙」ロケットを使い、通信衛星「アルジェリア1号」を打ち上げた。衛星は予定の軌道に乗り、打ち上げ任務が無事成功した。新華社が伝えた。
同衛星は中国・アルジェリア両国の宇宙事業における初の協力プロジェクトであり、後者にとって初の通信衛星でもある。アルジェリアのラジオ・テレビ、緊急通信、遠隔教育、電子政務、企業通信、ブロードバンド接続、衛星ナビゲーション強化サービスなどの分野で使用される。
同衛星と同ロケットは、中国航天科技集団公司所属の中国空間技術研究院と中国運載火箭技術研究院が開発。西安衛星測控センターと中国衛星海上測控部などが制御を担当した。
なお、長征ロケットの打ち上げは今回で258回目となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月11日
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