外交部(外務省)の耿爽報道官は7日の定例記者会見で、インドの無人機が中国側領空を侵犯し、墜落した事について「中国側は不満を表明するとともに、すでにインド側に厳正な申し入れを行った。国境周辺での飛行体の活動を即時停止するよう要求する」と表明した。
【記者】報道によると、中国軍当局はこのほどインドの無人機1機が中印国境で墜落したことに不満を表明した。中国外交部としてこの件についてコメントは。
【耿報道官】すでに中国軍が情報を公表した。このほどインドの無人機1機がシッキム地域の中印国境で中国領空を侵犯し、墜落した。中国国境警備隊は専門的で責任ある姿勢で、当該装置の識別・確認を行った。
シッキム地域の中印国境はすでに確定しており、境界線の中国側は中国領だ。インド側のこの行為は中国の主権への侵害であり、両国国境地帯の平和・安定にマイナスだ。中国側はこれに不満を表明するとともに、すでにインド側に厳正な申し入れを行った。中国側はインド側に対して、国境周辺での飛行体の活動を即時停止し、中国側と共に国境地帯の平和と安寧をしっかりと守るよう要求する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月8日
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