第二次世界戦争中に旧日本軍の従軍慰安婦として強制連行された韓国人女性イ・ギジョン(Lee Ki Jeong)さんが11日、タンジン(唐津)市内の病院で死去した。イさんが死去したことで、現在生存している元慰安婦はわずか33人となった。香港メディアの報道を引用して環球網が伝えた。
当時15歳だったイさんは、旧日本軍がシンガポールを占領後に現地に設立した慰安所に強制連行された。生前彼女は、シンガポールに連れていかれたのは、看護士として働くためで、慰安婦となることを強いられるなど夢にも思わなかったと語っていた。韓国に帰国後、イさんは、クワンチュ(光州)にある元慰安婦保護施設で暮らしていた。歴史学の専門家は、「第二次大戦中、約20万人の女性が、旧日本軍が設けた慰安所で慰安婦となることを強制され、そのほとんどが韓国人女性だった」と予測している。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月13日
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