中国中央テレビ局(CCTV)と国際サッカー連盟(FIFA)はこのほど、2018-2022年新ラウンド独占放映権に関する契約調印式を開催した。契約期間中、CCTVは、FIFAワールドカップ(W杯)2018年ロシア大会や2022年カタール大会などの大型国際サッカー大会の放映権を有することとなり、中国のサポーターは各試合を無料で視聴することができる。北京日報が報じた。
協議合意によると、CCTVは2018年から2022年まで、FIFAが主催する17の大会の中国大陸部における独占放映権を有する。17の大会には、2018年W杯、2022年W杯、2019年女子ワールドカップなどの大型国際大会や、中国代表が出場する2018年U20女子ワールドカップ、2021年コンフェデレーションズカップなども含まれる。中国の多くのサポーターはCCTVでこれらの試合を無料で視聴できる。CCTVはすでに、2018年W杯中継放送に関する業務に着手したという。
契約調印式に出席したFIFAのファトマ・サムラ事務局長は、次の通りコメントした。
「FIFAは、『FIFA2.0:未来へのビジョン』において、2026年までに世界の全人口の60%以上をサッカーに参与させるという目標を打ち出した。この目標を達成するための鍵を握るのは、十数億人の人口を擁する中国だ。このため、FIFAは中国にフォーカスしなければならない。この目標に向かって進む過程で、試合中継とメディアは絶対に欠かすことができない基本的要素であることから、FIFAとCCTVの協力パートナーシップは、極めて重要な作用を発揮している」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月9日
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