外交部(外務省)の華春瑩報道官は8日の定例記者会見で、トランプ米大統領の訪中について質問に答えた。
華報道官は「国際情勢に深く複雑な変化が続く中、中米元首が北京会談で、関心を共有する重大な問題について再び戦略的意思疎通を行い、マールアラーゴ会談、ハンブルク会談を基礎に新たな共通認識を形成することは、新時代の中米関係の発展推進にとって重要な意義があり、われわれが共通して直面するグローバルな試練への対処を含め、アジア太平洋地域さらには世界の平和・安定・繁栄の促進にとって積極的で重要な意義がある。われわれは米側と共に、両国元首間の重要な共通認識に従い、互いに尊重し、互恵的に、協力に焦点を合わせ、溝を管理・コントロールして、中米関係の持続的かつ健全で安定した前向きな発展を確保することを望んでいる」と表明。
「トランプ大統領がちょうど北京に到着した。中国側はホスト国としての務めを尽くし、両国元首が関心を共有する重大な問題について踏み込んだ、率直かつ誠意ある、友好的な戦略的意思疎通を行えるよう周到な手配をする」と述べた。
また、「米大統領の待遇が特別な理由は?」との質問に「中国側はトランプ大統領の訪中を非常に重視しており、関心を共有する重大な問題について踏み込んだ戦略的意思疎通を行うのに十分な時間を得られるよう、数々の公式行事以外に両国元首による少人数の非公式交流も用意している。こうした意思疎通は双方の相互理解と相互信頼の深化、今後の中米関係発展に資するものと信じる。これはどのホスト国も尽くすべき礼だ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年11月9日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn