「中国商用飛機」の上海航空機設計研究院強度部のエンジニアで、旅客機C919の静的試験の責任者・趙峻峰氏(撮影・万全)。 |
中国民用航空網の情報によると、中国民間航空局航空安全弁公室の唐偉斌主任は、17日に開催された同局の定例記者会見で、「2010年8月24日から17年9月30日の間、中国の民間航空は安全な飛行を85ヶ月、5400万時間以上継続して行い、安全性の面で中国史上最も良い記録を作っている」と明らかにした。
唐主任によると、ここ5年、中国の民間航空の航空重大事故率は100万時間以上「0」を保っている。同期、世界平均は0.0872件。輸送実績1億人キロあたりの死亡乗客数も「0」で、世界平均は0.0074人。中国南方航空、中国国際航空、中国東方航空の安全飛行時間は1000万時間を超えている。唐主任は、「これらのデータは、中国の航空安全の記録が、世界の民間航空の中でもトップレベルであることを力強く示している」と強調した。
ここ5年、中国では航空市場が急速に発展しており、飛行数も顕著に増加している。1日当たりの飛行数は平均1万2790便で、7秒に1機が離着陸している計算になる。中国には民間の航空機が離着陸できる空港が218空港あり、民間機を運営する航空会社59社が航空機2950機を保有している。
統計によると、16年末の時点で、中国の航空輸送の規模は12年連続で米国に継ぐ世界2位になっている。また、北京首都国際空港の利用者数は延べ9440万人と、7年連続で世界2位。上海浦東国際空港の貨物輸送量は334万トンと9年連続で世界3位となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年10月19日
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