第1回中国・アフリカ国際映画祭が16日夜、南アフリカのケープタウンで開催された。中国や南アフリカ、ボツワナ、タンザニア、ガーナ、ナミビア、ナイジェリアといった国から、映画界を代表する人々が集まり、映画産業の発展成果や、映画製作経験をシェアした。新華社が伝えた。
映画祭は3日間にわたり開催され、その間、中国やアフリカの映画作品が複数上映される。これら上映作品には「一紙婚約(A Paper Marriage)」や「別譲媽媽流泪」、「妹娃要過河」、「大耳朶図図(大きな耳の図図)」、「世界上的◆一个我(◆は口の下に力)」といった中国映画が含まれる。
主催者は、中国・アフリカ国際映画祭を今後毎年10月の恒例行事にする考えを明らかにしている。
ケープタウン中国総領事館の曹利総領事は開幕式で、「中国が提案した、中国・アフリカ協力10大計画のうち、人的、文化的交流は最も重要な項目の1つ。今後中国とアフリカの映画業界が協力し合い、より多くのアイディアや作品が誕生することを期待する」と挨拶を述べた。
南アフリカの芸術・文化省のエンディーマ総司長は、「中国映画に描かれている仁義を重んじ、正義感に溢れるストーリーが非常に印象深かった。中国経済と映画産業は驚くスピードで成長している。今後同映画祭が中国・アフリカ間の映画交流の場としてだけでなく、双方の文化や友好交流の仲立ちとなっていくこと願っている」と話した。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年10月19日
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