挨拶する中国人民対外友好協会副会長・宋敬武氏 |
日本の少林寺拳法連盟大学生代表団が8月28日から9月3日までの日程で中国を訪問している。8月30日夜、一行の歓迎パーティーが北京で行なわれ、中国人民対外友好協会副会長の宋敬武氏、中日友好協会副秘書長の朱丹氏、中日友好協会副秘書長の程海波氏、代表団団長・少林寺拳法グループ総裁の宗由貴氏、在中国日本大使館文化広報部部長の川上文博氏らが出席した。人民網が伝えた。
宋敬武氏は挨拶で、中日友好交流における少林寺拳法連盟の貢献を評価し、「日本・少林寺拳法連盟は中国人民の古い友人である宗道臣先生が創設した。創設から70年、少林寺拳法は発展し続け、日本さらには世界の各分野で活躍する優れた拳士を多く育ててきた。平和理念に導かれ、少林寺拳法は人と人、人と社会の架け橋となっただけでなく、中日友好の架け橋ともなった。創設者の宗道臣先生及び宗由貴総裁は2代にわたり中日友好交流事業に熱意を傾け、少林寺拳法を率いて志を変えずに友好の信念を堅持し、中日スポーツ文化交流の推進、両国民の友情の増進に際立った貢献を果たした」と指摘した。また、「青年は国の未来、希望であり、中日友好の伝統も若い世代による継承と発展を必要とする。代表団のメンバーが今回の訪問を契機に、真の中国を自ら知り、認識し、中国の人々の友好的情誼を身をもって感じてほしい」と述べた。
宋由貴氏は挨拶で、「若者を始め、もっと多くの日本人が中国を訪れ、中国と触れるよう、私たちは昨年から高校生代表団の訪中活動を始め、今年は大学生代表団を率いて中国を再訪した。まさに日本・少林寺拳法連盟の開祖である宗道臣先生が述べたように、日中友好なくしてアジアの平和はなく、アジアの平和なくして世界の平和はない」と述べた。
川上文博氏は乾杯の挨拶で、「中日国交正常化以降の45年間には多くの出来事があったが、それでも両国関係は広範囲にわたる深い発展を得た。中日関係の発展を支える基礎はまさに青少年を始めとする両国民の交流にある。メンバー各位が中国で自らの目で見たことや身をもって感じたことを家族や友人に伝えてほしい」と述べた。
同代表団は日本の大学34校の学生拳士59名で組織され、8月28日から9月3日にかけて北京、上海、河南省などを訪問する。一行は29日に北京大学で中日大学生千人交流大会に参加し、中国の大学生と共に中日国交正常化45周年を記念して、「中日青年平和友好宣言」を発表した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月1日
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