世界最高峰の映画祭の一つ「第70回カンヌ国際映画祭」 が現地時間17日夜、フランスのカンヌで開幕した。レッドカーペットには、映画祭の中核であるコンペティション部門の審査委員を務める中国の女優・范氷氷(ファン・ビンビン)が、気品あふれるエレガントなドレスを身にまとい、審査員長を務めるペドロ・アルモドバル監督やパク・チャヌク、ウィル・スミス、パオロ・ソレンティーノ監督、ジェシカ・チャステイン、カブリエル・ヤレドら審査員団とそろって登場した。新華網が報じた。
今回審査員を務める范氷氷は、中国国内外の多くのメディアの注目の的となっている。彼女は、「重慶ブルース(原題:日照重慶)」(2010年)に出演して同映画祭に初めて参加し、今や同映画祭の「常連客」となっている。また、主演の「ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅(原題:観音山)」(11年)、「私は潘金蓮じゃない(原題:我不是潘金蓮)」(16年)」なども、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認のコンペティティブ長編映画祭で受賞作品となった。その他、范氷氷は、鞏俐(コン・リー)、張曼玉(マギー・チャン)に継ぐ、2つ以上のコンペティティブ長編映画祭で主演女優賞を受賞した中国の女優となった。3人の中では范氷氷が最も若くしてその栄誉を手にしている。これらも、カンヌ国際映画祭が范氷氷に一目置く理由といえるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年5月18日
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