浙江省杭州市の南肖埠小学校3年の鄭くんが14日朝に目を覚まし、新学期の教科書に付けられた新しいブックカバーを目にすると、父親に向かって、「お父さん、このブックカバー最高!」とうれしそうに話した。ブックカバーの素材は普通のクラフト紙だがデザインは全て異なり、いずれも鄭くんの父親が画家の豊子愷のイラストを模写して手描きしたものだという。中国網が伝えた。
鄭くんの父親は取材に対して、「プラスチック製の表紙は息子の健康に悪影響を及ぼすのではないかと心配し、昨年からクラフト紙を教科書のカバーとして使うようになった。ただ無地のカバーでは味気ないので、豊子愷のイラストを描くことにした。長い目で見れば、これも息子にとっては一種の芸術の薫陶になると思ったから」と語った。鄭くんの父親は南肖埠小学校の体育教師で、以前は美術や数学を教えたこともあり、カメラマンとしても素晴らしい腕前を持っているのだという。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年2月16日
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