税関総署が8日に発表したデータによると、今年11月には輸出入額が2兆3500億元(1元は約16.6円)に達して、前年同期比8.9%増加した。輸出は1兆3200億元で同5.9%増加、輸入は1兆300億元で同13%増加だった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2981億1千万元の黒字で、黒字額は同12.9%減少した。新華社が伝えた。
11月単月のデータは好調だったが、今年1~11月のデータをみると、輸出入額は21兆8300億元で同1.2%減少し、輸出は12兆4700億元で同1.8%減少、輸入は9兆3600億元で同0.3%減少だった。貿易収支は3兆1100億元の黒字で、黒字額は同5.8%減少した。
データをみると、中国と欧州連合(EU)、ASEAN、日本などの貿易パートナーとの輸出入は増加し、米国との輸出入は減少した。1~11月にはEUが1番目の貿易パートナーになり、中国・EU間貿易額は3兆2600億元に上り、同3.1%増加して、中国の対外貿易全体の14.9%を占めた。同期の中・米貿易額は3兆800億元で同1.7%減少し、全体の14.1%を占めた。中国・ASEAN貿易額は2兆6600億元で同0.8%増加し、全体の12.2%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月9日
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