12月1日は、第29回目の世界エイズデーだ。同日、上海市の中心部に位置する1軒のカフェが人々の注目を集めた。その理由は、そこに勤めるブーランジェやバリスタ、シェフはみなエイズ患者の家庭に生まれた健康体の人たちであるという点だ。「厨房」を担当する従業員たちは、専門機関でのトレーニングや5つ星ホテルでの実習・就業経験を持っている。また、カフェの常連客たちもこの事実を知っている。なぜなら、カフェ店内に、配慮受ける必要のある子どもたちが描いた絵や、金銭的な援助を受ける人たちが作った工芸品やエコバックなどを「包み隠さず」に展示しているからである。このカフェは開業してから1年以上が経つが、リピーターが数多く訪れているという。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年12月5日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn