新車発表会に登場したボルボシニアバイスプレジデント、アジア太平洋CEOのラース・ダニエルソン氏
グリーンで環境にやさしい新エネ車は近年、モーターショーの主な見どころとなっている。第14回広州モーターショーでは、計146台の新エネ車が勢揃いしており、その内訳は中国メーカーが49台、海外メーカーが97台で、ほぼすべてのメーカーが新エネ車を展示した。新華網が伝えた。
従来の電気自動車の他に、メーカー各社は太陽エネルギー、水素エネルギー、ハイブリッド・エアなど、さらなる新エネ動力の模索を開始している。漢能控股集団の「Solar R」は、太陽エネルギーを動力とする新エネスポーツカーだ。開発者が記者会見で発表した情報によると、この車は一定の日照条件下で、太陽エネルギーを自動車のメイン動力源とすることができる。同社のエンジニアである■旭亮氏(■は登におおざと)によると、車載ソーラーパネル発電を自動車全体のバッテリー電力と結びつけることで、航続距離が400キロに達するという。
また、自動運転などの新技術も注目を集めており、各社が自動運転機能を持つ新車種を展示した。広汽集団は自動運転・手動運転を切り替えられるコンセプトモデル「EnLight」を世界初公開した。ボルボの高級車「S90」(ロングホイールベース仕様)の主な見どころは、標準装備の第2世代自動運転補助機能だ。また新型S90には先進的な各種安全技術が搭載されている。例えば大型動物探査システムはオオジカやウマといった道路前方の大型動物を識別し、補助ブレーキにより衝突の衝撃を和らげることができる。道路走行補正システムにより、車は車線内の正常な走行を維持できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月24日
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