習近平国家主席は16日、イタリア・サルデーニャ島で同国のレンツィ首相と会談した。人民日報が伝えた。
習主席は「中国側はイタリアとの関係を非常に重視しており、イタリア側と共に努力して、両国の包括的・戦略的パートナーシップを拡充し、両国民に一層の幸福をもたらすことを望んでいる。双方は上層部交流を継続し、各レベルの人的往来を緊密化し、中国側の「一帯一路」(the belt and road)建設とイタリアの発展戦略の連結を強化し、人的・文化的交流を深化し、国際・地域問題における調整と協調を強化する必要がある」と指摘。
「EUは世界の重要な一極であり、中国にとって包括的・戦略的パートナーだ。現在、欧州情勢には重要な変化が起きている。中国側は繁栄し、安定する欧州を支持する。イタリアが積極的役割を果たし、中国・欧州関係の長期的で平穏かつ健全な発展を後押しすることを希望する」と強調した。
レンツィ首相は「イタリア側は中国の発展の成果を高く評価している。『一帯一路』建設に積極的に参加し、経済、貿易、エネルギー、イノベーション、文化、観光分野で中国側との協力を深化し、両国民に幸福をもたらしたい。イタリア側は欧州・中国関係のたゆまぬ発展に尽力し、世界の平和と安定を共に維持する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月18日
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