復刻版「チンチン電車」18車両が31日午後、河北省省都の石家庄市に登場した。とはレールの上を走る路面電車のことだ。先頭車両にベルが取り付けられていて、通行人に注意を促すのに車掌がペダルを踏むと「チンチン」とベルが鳴る音からこの呼び名が付いた。石家庄公共交通公司の入念な下準備を経て、復刻版「チンチン電車」18輌が石家庄で11月1日より2路線で正式に運行開始する。「チンチン電車」の車体は、マットなグリーンのペンキで塗装されており、車内は飴色の床板にスエード素材の座席、レトロな操作盤等の内装が施されている。快適な乗車環境だけでなく、奥深い文化の香りを感じることができる作りになっている。中国新聞網が伝えた。（編集TK）

「人民網日本語版」2016年11月1日