重慶市初の3Dがテーマの電車がこのほど正式に運行を開始し、四季折々の美しい景色をレールに乗せて運んでおり、動く風物詩となっている。
この3D電車は8車両で編成されており、各車両には春夏秋冬それぞれをテーマとした4つの景色が設定されている。「春」は「芝生」の座席の上に座り、「山々」や「流れる水」を見ながら楽しめる。「夏」は「竹かご」に腰かけ、流れる「小川」は清涼感がある。「秋」に入ると舞い落ちたもみじの落葉で地面は覆われ、「冬」になると真っ白な「雪」の上を踏みしめると一歩一歩足跡が残る。どの季節も、臨場感溢れる雰囲気だ。
重慶市軌道交通グループへの取材によると、この電車を数か月間運行する。これから同会社はさらに多くのテーマで電車をインテリアし、市民が車内で多くの風景を楽しめるようにしていくという。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月19日