北京市人民政府、中国工業・情報化部、中国科学技術協会が主催する2016世界ロボット大会が10月21日から25日にかけて、北京亦創国際会展センターで開催された。同大会には世界的に有名なロボット製造メーカー150社ちかくが参加した。
国際ロボット連盟(IFR)がまとめた統計によると、15年の世界の工業用ロボット販売量は24万8千台で、前年比12%増加した。世界の工業用ロボット市場の規模は13年の85億ドル(1ドルは約103.9円)から15年は123億ドルに増加した。このうち中国は6万6700台で、世界シェアの4分の1を超えており、中国は13年以降連続で世界最大の工業用ロボット消費市場となっている。
●キーワード
【国际机器人联合会】国際ロボット連盟
【全球市场份额】世界シェア
2016世界ロボット大会で、ハルビン工業大学ロボットチームが開発した、ナノテクノロジーを利用する操作ロボットが注目を集めた。そのロボットは、1センチ以上の活動範囲内でもナノ以下の測位精度を保証するという。従来のロボットと比べ、このロボットは超高感度・超精密といった特長を持ち、従来のロボットでは不可能だった極小スケールの各種観測・表徴・操作作業が可能だ。
●キーワード
【定位精度】測位精度
【灵敏】感度
「人民網日本語版」2016年11月1日
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