李克強総理は11日午後、中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム第5回閣僚級会議開幕式に出席した後、澳門(マカオ)特別行政区の崔世安行政長官とともに澳門を視察した。人民日報が伝えた。
李総理は澳門博物館を訪れた。展示品の一つ一つが澳門の歴史と多元的な文化の姿を再現している。李総理は「澳門は『一帯一路』(the belt and road)建設のチャンスを捉え、開放を深化する中で独特の強みを拡大、強化する必要がある」と述べた。
澳門の変転を目撃してきた大砲台で、李総理は足を止めて遠くを眺め、澳門半島の新たな変化を俯瞰した。李総理は「美しい澳門は中国と西洋の文化が融合し、その粋を集める地であり、『一国二制度』という偉大な構想の実践が成功した地でもある。みなの共同努力の下、澳門の明日は必ずやさらに素晴らしいものになると信じている」と述べた。
李総理は鏡平学校を訪れ、澳門の教育発展の状況について報告を受けた。李総理は教師と生徒に対して「青少年は澳門の未来、祖国の未来だ。素養教育を核心的理念に、生徒一人一人に公平な発展の機会を与えることを希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月13日
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