新興5カ国（BRICS）非公式首脳会議が4日に浙江省杭州市で開催され、出席した習近平国家主席が歓迎のあいさつを述べた。

習主席は、「今年に入ると、5カ国がともに努力し、議長国のインドが力強く推進したことを受けて、新興5カ国の協力は好調な発展の勢いを保ち、分野はより広く、成果はより明らかvになった。特に人的・文化的交流は、豊富で多彩になり、成果が次々に現れたといえる。私は今日の首脳会議が多くの成果を上げ、私たちが今日午後に開幕する主要20カ国・地域（G20）首脳会議（杭州サミット）にそろって出席するための準備を整え、1カ月後にインドのゴアで開催される第8回BRICS首脳会議に向けた着実な基礎をうち立てることを期待する」と述べた。

また習主席は、「新興市場国と発展途上国が一群となって発展するのが、現代の国際関係で最も深遠な意義をもつ変化の1つだ。新興5カ国は新興市場国と発展途上国のリーダーであり、G20の重要なメンバーだ。私たちは歴史の流れに順応し、国際情勢を把握し、協調と協力を強化し、新興5カ国とG20という2つの重要プラットフォームをしっかり建設し、しっかり維持し、しっかり発展させ、新興市場国と発展途上国が国際問題でより大きな役割を発揮するよう推進しなければならない」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年9月4日