第15回中国長春国際農業・食品博覧(取引)会が12日に吉林省長春市で開幕した。初日は20万7千人が来場し、企業1813社が出展した。同日午後には雑穀・雑豆ブランド戦略計画発表会、2016年中国・吉林ブランド農業サミットフォーラムも行われた。
同博覧会は2000年に始まり、農業部(農業省)、吉林省政府、長春市政府が共同開催している。今回の会期は10日間で、テーマは「科学技術とグリーン、交流と発展、文化と経済貿易、品質と安全」。会場は機能別に6つのブロックに分かれ、28件のコンテンツが並ぶ。
同博覧会は農業科学技術のモデルの役割と普及・牽引の役割を担う。ここ数年間に、国内外の農業の新品種約110品目・約6700種類、農業新技術・新モデル約130件、各種の農業先端施設・設備が同博覧会で紹介され、その後徐々に普及応用が進んでいる。農作物の良種の普及範囲は東北地域と華北地域に広がり、面積は約1億2千万ムー(約800万ヘクタール)に達し、畜産の良種は東北地方や山西省などにも普及する。技術モデル設備約30件は吉林省で大規模に応用されるだけでなく、その一部は福建省、四川省、広東省などにも広がりをみせる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月13日
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