まず、オーストラリア選手団は、入居した選手村の宿舎で、便器の詰まり、水道管の漏水、電線の露出、階段にライトが無いなどといった問題に遭遇した。オーストラリア代表団はひとまず、選手たちをホテルに移動させることにした。これ以外にも、多くの国・地域の代表団も、選手村の宿舎の不備を指摘した。中国選手団が入居した宿舎は、電圧不足のため、お湯を沸かすのに1時間を要した。また、水圧不足のためにシャワーのお湯が十分出ない、便器の水がスムーズに流れない、などの問題も発生した。
問題発覚後、リオ五輪組織委員会は、すぐさま600人の作業員で構成された緊急対応チームを立ち上げ、発生した問題をすぐに解決することを約束した。オーストラリア選手団は、選手村の問題が解決したのち、7月27日に再入居した。
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