査証(ビザ)センター増設や手続き簡素化
さらに多くの中国人観光客を呼び込むために、各国で便利なサービスを打ち出している。例えば、北京、上海、成都、広州に査証センターを設置する南アフリカは今年、瀋陽、武漢、西安、杭州、済南の5都市にも査証センターを新設した。同国が中国に設置する査証センターはこれで9カ所となった。
チェコ共和国は6月1日から、重慶、杭州、広州、昆明、深センの5都市に査証(ビザ)センターを新設した。英国も長沙、昆明、西安の3都市に、査証サービスセンターを新設して、中国人観光客の高いニーズを満たしたい考えだ。
今年4月から、スイスやフランス、スウェーデン、ドイツ、イタリアなどが相次いで中国で査証センターを増設し、オランダ、モロッコなどは中国人観光客を対象に査証発行要項を緩和して、「中国人観光客争奪戦」に加わっている。
中国の人気芸能人をイメージ大使に起用
スイスの観光局は今年4月28日、観光イメージ大使として中国の人気俳優・黄軒(ホアン・シュアン)を起用することを発表した。スポーツが好きな黄軒は、同観光局のターゲットグループとマッチしており、中国のスポーツ愛好家に素晴らしいスイスのアウトドアスポーツをもっと知ってもらうのが狙いだ。
またこれ以前にも英国観光局は「友好大使」として人気俳優・胡歌(フー・ゴー)を起用し、英国旅行のPRをしてもらうと発表した。同局は胡歌の影響力を借りて、中国のアウトバウンド市場を開拓するのが狙いだ。
また人気俳優の劉■(リウ・イエ、■は火へんに華)もイスラエルの観光イメージ大使に起用されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月21日
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