○「95後」の憧れ・興味の対象は「ネット有名人」と「ボランティア」
「就職しない」ことを選んだ「95後」のうち、新興職業に就くことを望む人は約8%に達した。たとえば、「世界はこんなに広い。ちょっと見てこよう」という「ギャップイヤー」を選ぶ人は、「95後」の卒業後の進路の第5位だった。「ギャップイヤー」とは、若者が入学あるいは卒業後、社会人になる前に、長期旅行に出て、さまざまな生活様式を体験することを指す。「95後」にとって、「ギャップイヤー」の意義は、単に遊ぶための時間ではない。彼らは「ギャップイヤー」の間に、国際的な教育支援、環境保護ボランティア、医療ボランティアなどの公益活動を行うことを希望しているのだ。
「ギャップイヤー」活動の人気目的地トップ5は順に、チベット(36%)、四川(26%)、タイ(12%)、甘粛(9%)、インド(8%)となっている。
このほか「95後」のうち、卒業後はネット有名人になることを望んでいる人がかなりの割合を占めた。「95後」に人気が高い新興職業ランキングトップ5は、ネット有名人(54%)、声優(17%)、メイクアップアーティスト(11%)、コスプレイヤー(8%)、オンラインゲーム・レビュアー(7%)だった。エンタテイメントを仕事にすることは、彼らにとって職業選択の一つなのだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年7月15日
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