端午節(旧暦5月5日、今年は6月9日)に伴う3連休が近づき、中国の各地ではラッシュを迎えている。短・中距離の帰省客と旅行観光客により、混雑が増す見通し。
旅行予約サイト「途牛」が発表した「端午節行楽動向報告書2016」によると、端午節に近場旅行の予約数が最も多かった都市は上海、北京、南京、深セン、広州。それに対応し、人気の旅行先トップ5は、上から順に杭州、珠海、寧波、北京、広州だった。杭州は、西湖や宋城など、人気観光スポットがたくさんあることから最も人気の旅行先となった。
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その他、6-8日を有給休暇にし、4日、5日の週末とつなげて8連休にして、海外旅行に出かける人もいる。報告書によると、端午節の連休中の海外旅行の予約は前年同期比約70%増となった。最も人気の旅行先は日本。その他、韓国やタイなど中国に近い国や島も人気となっている。
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【带薪休假】有給休暇
【出境游】海外旅行
「人民網日本語版」2016年6月15日