2016年6月7日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>写真>>社会

安徽省 毛坦廠中学で日夜受験生の付添いを続ける母親たち

人民網日本語版 2016年06月07日10:22

5月25日、金安中学で浪人生活をする息子に昼食を作る母親の黄敏さん(右側)。黄さんは息子の浪人生活に付添うため、毛坦廠鎮にやってきた。付添いし始めてもうすぐ丸1年。6月5日、六安市で中国大学統一入学試験に参加する毛坦廠中学の学生たちを一緒に見送る付添いの母親やテスト付添いの人々。6月3日夜、付添いをする母親・祝家枝さん(右から3番目)は孔明灯を上げて、子供の受験合格を祈った。祝さんは六安市から来て付き添うこと2年、娘が今年、中国大学統一入学試験に参加する。6月3日夕方、毛坦廠中学校門で子供の残した料理を夕飯代わりに食べる食事を届け終えた母親たち。6月3日夜、付添いをする母親・張大琴さん(左側)は自習を終えたばかりの息子で高校2年生の趙嘉奇くんに夜食の準備。6月3日夜、借家の中でおしゃべりをする付添いをする母親・李昇林さん(左側)と王国年さん。毛坦廠中学の子供たちの自習時間は夜11時くらいにまでなるため、借家暮らしをする母親たちはおしゃべりをして時間をつぶす。6月4日夜、毛坦廠鎮にある広場で広場ダンスを踊る母親たち。毛坦廠鎮にはほとんど娯楽らしい娯楽はないため、広場ダンスは母親たちにとって、夜間の主な娯楽となっている。
pre
next

安徽省六安市毛坦廠鎮の毛坦廠中学と金安中学 (いずれも中高一貫校)では、合わせて3万人近い学生が学んでいる。大学受験で有名なこの街には3万人の学生の他に2万人近い付添い人が暮らしており、そのほとんどが学生たちの母親だ。新華網が伝えた。

日中、付添いをする母親たちは食材を買って、料理をし、子供に食事を届け、一部の母親はこの町でアルバイトをして家計の足しにしている。夜になると母親たちは広場ダンスをしたり、街にある商店をぶらついたりしてしばしの息抜き。そして深夜になると彼女たちは今度は夜なべして勉強する子供のために夜食を作るのだ。こうしたつらいが平凡な生活を短くて1年、長いと6~7年続けることになる(農村では子供が二人という家庭が多く、そうなると付添い期間も長くなるため)。

ある付添いをする母親は取材に対し、「毎日の暮らしは単調でまるで自分が機械になってしまったみたい。でも子供が大学に合格するためなら、苦にはならない」と語った。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年6月7日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ