リオデジャネイロオリンピック中国代表団の公式服装が31日、江蘇省蘇州市金鶏湖の湖畔で開催されたセレモニーで発表された。その色合いから「トマトと卵炒め」と呼ばれる正式服装を着て中国の代表団が夏季オリンピックに登場するのはこれで3度目だ。新華社が伝えた。
公式服装は、男性用が赤のジャケットに白のワイシャツ、カラフルなネクタイ、白のスラックス、白の靴。女性用は、黄色のジャケットに白のブラウス、花柄のスカーフ、白のパンツ、白の靴だ。
公式服装は、中国の国旗の赤と黄色をモチーフにしている。その色合いから、ネットユーザーの間で、「トマトと卵炒め」と呼ばれる公式服装で、中国の代表団が夏季オリンピックに登場するのは、リオデジャネイロオリンピックで3度目になる。
デザインを担当したデザイナーの葉超瑩さんは、「引き続き赤を採用したのは、中国では結婚式などおめでたいことがあるときに赤を使う伝統があるから。中国の選手も金メダルを獲得した時に、よく国旗をはおる。選手がこの公式服装を着て、国旗をはおっているような思いで開幕式に参加してもらいたい」と説明する。
その他、男性のワイシャツも女性のブラウスも白で、ジャケットの裏地やネクタイ、スカーフには、リオデジャネイロオリンピックのロゴの緑とブルーが採用されている。ジャケットは、通気性が良く、弾力ある特殊な素材が使われている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月2日