チベット仏教徒が説法を学ぶため、経を論ずるという独特な方法を取っている。また仏教徒がチベット仏教の学位を取得する重要な要素であり、千年以上の歴史を有している。新華網が伝えた。
青海省玉樹チベット族自治州の拉布寺で、深紅の袈裟をきた僧侶100人近くが寺院の中の建物に少人数のグループに分かれて車座を作り、それぞれグループでは1人が立ち上がって巧みに問答の問いを出している。重要な局面に差し掛かると右手で「パン」と音を鳴らしながら左手を打ったあと宙を切り、違う要に差し掛かるとそれを繰り返す。また、その傍らには他の者が坐り、問いに対しすらすらと答えている。問答修行が白熱すると、立っている人は頻繁に手を打ち鳴らし、足を振りかぶりながら、激しく問答をぶつけ合う。新華網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月22日