29日夜、「テレビドラマ・深夜食堂」の微博(ウェイボー)の公式アカウントが更新され、中国テレビドラマ版の「深夜食堂」の主役であるマスター役に黄磊(ホアン・レイ)が選ばれたことが正式に発表され、配役の衣装に身を包んだ黄磊の写真も公開された。黄磊は藍色の作務衣を身に着け、マスターのワケありの左ほほの傷も再現されていた。人民網が伝えた。
「深夜食堂」は日本の漫画家・安倍夜郎の同名の人気漫画を原作としたドラマ。華やかな街の路地裏にある深夜しか営業しない食堂を舞台に、マスターと様々な客たちが抱える物語と家庭料理の数々を融合させ、胃袋を満たすことで都会に暮らす孤独な人々の心を癒している。漫画「深夜食堂」は日本だけでなく海外での売り上げも高く、同名の改編ドラマは「深夜ドラマの祖」と称えられ、全世界で一世を風靡して話題となり続け、「深夜食堂ブーム」を巻き起こした。
中国語版のドラマ「深夜食堂」は昨年9月には企画が上がっていたが、主役の配役人選はずっと伏せられていた。主役候補として黄磊(ホアン・レイ)、胡歌(フー・ゴー)、陳坤(チェン・クン)、王千源(ワン・チェンユエン)などの名前が囁かれていたが、2月にテレビドラマ監督の蔡岳勳(ツァイ・ユエシュン)のフェイスブックと黄磊のウェイボーに手がかりらしきものが露出され始め、黄磊にほぼ決まったと言われていた。料理人としての腕も確かな「黄シェフ」であれば、食堂のマスター役も間違いなしというものだ。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月30日