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長沙の若者、日本で湖南料理を広める夢抱く (3)

人民網日本語版 2016年03月22日08:02

李志紅さんが友人たちのために準備した得意料理・刴椒魚頭(唐辛子と魚の頭の蒸し物)

唐辛子のあるところ、湖南精神あり

「両会(人民代表大会、政治協商会議)である委員と代表が湖南料理を大々的に広めていた。これは湖南料理が世界へ出ていくいい兆候だと思う。東京で、現在本場の湖南料理を食べられるレストランは決して多くなく、しかもほとんどが華人が集まる地域に集中している。中華料理や東北料理、四川料理は比較的多く、四川料理に至っては日本で100年余りの歴史をもち、容易に受けいられている。今、湖南料理の土台はますます良くなってきている。湖南料理が海外で人気を得る確率は200%だと私は思っている」と李さんは力強く語った。

また湖南料理は日本で発展していく上で有利な点が多いという。1つには日本にいる湖南省出身者が多い点。支える人々がいてこそ、湖南料理への感情が生まれる。またもう1つは現在日本の湖南料理市場はまだまだ多くの発展できるだけの可能性が広がっている点で、まだまだ多くのチャンスが埋もれている。加えて中国国内の改革開放が進むにつれて、中国や湖南省に行ったことがある日本人がますます多くなっている。彼らは中国を理解し、湖南料理を好む。こういった消費グループが客の約半分を占めているという。

李さんは「現在20名ほどの湖南料理のシェフが東京にいるが、そのほとんどが作るのは湖南料理ではなく中華料理。我々の学歴は皆高くないが、それでも夢を持っている。その志はプロフェッショナルな本場の湖南料理を作ることだ」と語った。

また東京のテレビ局が湖南料理を紹介する番組を放送したことがあり、その番組が6日間連続で毎日湖南料理の作り方を紹介したところ、その期間中、湖南料理レストランの売上げは格段に伸びたという。

現在、李さんは2軒の湖南料理レストランの開店を計画中だ。彼の夢は、東京の山手線圏内の駅ごとに湖南料理レストランを開店すること。マクドナルドなどのチェーン店のようにどこにでもあり、日常生活に深く入り込んだ展開をしたいという。

取材当日、李さんはレストランにやってきた中日ボランティア協会の華僑の友人たちを、店の目玉料理で彼の一番の得意料理である刴椒魚頭(唐辛子と魚の頭の蒸し物)を準備して迎えた。

「現在8つの協会組織に参加している。日本に来てから、私はとても多くの人に助けられた。今は私が他の人を助けるべきだと感じている。ボランティア活動に参加する活動が取れないので、弟に参加させているが、これも1つの伝えていくべきことだと思う」と李さんは語った。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年3月22日


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