今年初め、中国の各大学が2015年の図書館の図書貸出状況を続々と発表した一方、米国コロンビア大学の公共政策研究機関が推進する過去15年間の大学シラバス・読書情報の収集プロジェクト「Open Syllabus Project」の結果が発表され、米国の大学生の読書データが明らかになった。銭江晩報が報じた。
中国の各大学で人気となった図書はバラエティに富んでおり、貸出回数の統計方法もさまざま。そんな中、作家・路遥の小説「平凡的世界」は、どんな統計方法でも、ランキングの上位に入るとして不動の地位を獲得している。
「平凡的世界」は、清華大学、復旦大学、浙江大学、武漢大学、山東大学、華南理工大学などの大学のランキングに入っている。うち、浙江大学と華南理工大学の貸出ランキングでは、首位に立っている。
どの大学でも「平凡的世界」が人気となっているほか、各大学の読書ランキングはそれぞれの特徴がある。