習近平国家主席はカイロのアラブ連盟本部で「中国・アラブ関係の素晴らしい未来を共に切り開く」と題する重要演説を行い、中国とアラブの両民族は互いに誠実に接しており、この信頼が揺らぐことはないと強調。「われわれは『一帯一路(1ベルト、1ロード)』を共同建設し、平和、イノベーション、先導、ガバナンス、融合の行動理念を確立し、中国とアラブという二大民族の復興推進のために一層合流する必要がある」と述べた。人民日報が伝えた。
また「中国とアラブが『一帯一路』を共同構築し、エネルギー協力を主軸、インフラ整備と貿易・投資円滑化を両翼、原子力、宇宙・衛星、新エネルギーの三大ハイテク分野を突破口とする『1+2+3』協力構造はすでに早期収穫を得ており、トップレベルデザインは日に日に成熟し、実務協力は活力を示し、人的・文化交流は豊富で多彩だ。われわれは今後5年間の肝要な時期をしっかりと捉えて『一帯一路』を共同建設し、中東の平和の建設者、中東の発展の推進者、中東の工業化の推進者、中東の安定の支持者、中東の人心融合の協力パートナーとなる必要がある」と強調。(1)平和と対話の旗を高く掲げ、安定促進の行動を繰り広げる(2)構造調整を推進し、イノベーション協力の行動を繰り広げる(3)中東の工業化を促進し、エネルギー連結の行動を繰り広げる(4)文明の交流と相互参考を提唱し、友好強化の行動を繰り広げる――を挙げた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月22日