中国の新型リモートセンシング無人機「極鷹2号」が18日、南極の長城基地で初飛行に成功した。中国製極地用リモートセンシング無人機は、北極のスバールバル諸島、東南極の中山基地を含む、3種の極地環境における飛行に成功した。人民日報が伝えた。
北京師範大学が開発したこの最新の無人機は、リチウム電池を動力源としている。飛行高度は最高1500メートルに達し、リモートセンシングによる広範囲の撮影をスムーズに行うことができる。
同機は今回1時間の飛行で、350枚以上の画像を撮影してから着陸した。画像はいずれも明瞭だった。長城基地周辺は雲に覆われる時間が長いことから、リモートセンシング衛星は長年に渡り長城基地の明瞭な画像を撮影できていない。今回は長城基地の総合ビル、オイルタンク、埠頭、コンテナ、車両などがはっきりと映し出された。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月20日