中国航天科技集団公司が発表した情報によると、2016年は中国の宇宙機打ち上げ任務が「高密度」から「超高密度」に移り変わる一年だ。長征5号、長征7号ロケットは、初の打ち上げを実施する。中国は2020年に世界の宇宙強国の仲間入りを果たし、ロケットのペイロード打ち上げ能力で世界3位になる見通しだ。人民日報が伝えた。
長征5号は中国最大規模の、最高の技術力を誇るロケットで、中国の打ち上げ能力を2.5倍にする。これは中国が宇宙大国から宇宙強国に邁進するための重用な礎であり、その象徴でもある。長征7号は有人宇宙ステーションの需要を満たし、宇宙補給機を打ち上げるために開発された高信頼性・安全性の中型液体燃料ロケットだ。長征7号は独自の知的財産権を有する一連のコア技術を把握し、中国初の「デジタル化ロケット」になった。これは中国のロケットが全ライフサイクルにわたるデジタル化の門をくぐったことを意味する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月18日