江西省南昌市にある前漢・海昏侯墓の臨時文化財保護室で27日、作業員が25日に主棺南側で見つかった金の板、馬蹄金などの整理を行った。馬蹄金は大小の2種類に分かれる。大きい方の馬蹄金には「上」「中」「下」の3つの文字が刻まれているが、専門家はこれに関する結論を下していない。主棺の外棺・内棺の間にある金は、25日午後にすべて取り出された。そのうち金餅（金の円形の延べ板）は96枚、馬蹄金は33枚、麟趾金（当時の貨幣の一種）は15枚で、他にも20枚の金の板が見つかった。今回見つかった金の板の長さは約23センチ、幅は10センチ、厚さは0.3センチ。これに主椁室（棺をおさめた部屋）から見つかった金を加えると、海昏侯墓からは370件以上の、重さにして78キロの金が見つかっている。人民網が伝えた。（編集YF）

「人民網日本語版」2015年12月28日