習近平国家主席は20日、宿泊先のバッキンガム宮殿で英国のウィリアム王子と会談した。人民日報が伝えた。
習主席は「中英の包括的・戦略的パートナーシップは今年2度目の10年間に入る。各分野、各レベルの両国の人的交流は大変活発で、両国関係の発展には大きな将来性がある。私の今回の訪英は中英関係を深化し、両国協力を拡大し、両国民の友情を深めるためだ。今回の訪問は友情の旅、協力の旅であり、中英関係の新たな1ページを切り開きたい」と表明。
「近年中国は野生動植物の保護と野生動物の不法取引の取締りの面で際立った成果を挙げた。引き続き英国を含む世界各国と共に、野生動植物の保護協力を強化したい」と述べた。
ウィリアム王子は、今回の訪問が英中両国の広範な分野での協力を力強く促進することを信じると表明。中国が象牙の違法取引を断固として取り締まっていることを積極的に評価し、中国側の積極的な措置を称賛し、野生動植物保護の面で国際協力を強化することに賛同した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月21日