習近平国家主席は現地時間20日、英国の議会で演説し、中英が交流や相互参考を強化し、両国民の相互理解、支持、友情を深め、両国協力をさらに新たな段階へ押し上げる必要性を強調した。人民日報が伝えた。
習主席は「中英はアジア欧州の両端に位置するが、長年引きつけ合っている。新中国成立以来、両国関係は複数の『初』を創造した。英国は新中国を初めて承認した西側の大国であり、EUの中で率先して中国と包括的・戦略的パートナーシップを構築した国でもある。英国は西側諸国で初めて人民元建て国債を発行した国、西側の大国の中で最も早くアジアインフラ投資銀行への参加を申請した国でもある。中英はどんどん相互包含的な利益共同体になっている。中英関係発展の源泉は両国民の相互理解、支持、友情にある。現在の時代は、平和と発展を基調とする時代であり、各国が共に困難を乗り越え、手を携えて共に歩む時代でもある。この偉大な時代にあって、包括的・戦略的パートナーシップの新たな出発点に立って、中英両国が手を携えることは時宜にかなう」と指摘。
「英国議会は両国社会各界の交流強化、両国関係の発展において日増しに重要な役割を果たしている。議員各位が遠大な視点に立ち、引き続き中英関係の積極的な推進者、中英友好の貢献者、中英協力の支持者となり、中英関係のより広大で明るい未来のために理解の道を敷き、協力の橋を架けることを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月21日