日本の政府系研究機関がこのほど高校生を対象に行なったある調査の結果、調査対象となった4カ国のうち中国の学生が一番親孝行で、日本の学生は年をとった両親の面倒を見る項目で最下位だった。
この調査は国立青少年教育振興機構により、日本、中国、米国、韓国の約7600人の高校生を対象に、生活、社会への考え方をテーマに実施した。
調査の中で、「両親が年老いた際、できるだけ面倒をみる」という項目において、4カ国の学生の回答に大きな隔たりがあった。調査に加わった日本の学生のうち37.9%のみが「はい」と回答したのに対し、中国の学生の87.7%が両親の面倒をみる強い決意を持っていた。このほか、韓国の学生と米国の学生の半数以上が両親の面倒をみると回答しており、それぞれの割合は57.2%と51.9%だった。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月28日