現代農業、新材料、バイオ技術など14分野の1500件以上のプロジェクト、70ブランドの製品が集まった「第8回中国科学院・新疆科学技術協力商談会」が閉幕し、多くの収穫が得られた。科学技術は、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の飛躍的な発展の、力強いブースターになっている。光明日報が伝えた。
◆科学技術の成果、全国をけん引
昌吉国家農業科学技術パークは2013年、全国国家級農業科学技術パークの総合評価で1位に輝いた。パークのけん引を受け、新疆は「インターネットプラス」現代農業、農業情報化、モノのインターネット、スマート農機具、スマート灌漑、水・肥料一体化など、一連の新技術のモデル普及・応用に取り組んだ。新疆の300万ムー以上の耕作地で、農業機械の「北斗衛星ナビゲーション自動操縦」が実現されている。
◆科学技術、生産と生活を変える
庫爾勒(コルラ)市では、無人機による農薬散布作業が普及している。500ムー以上の綿花畑を持つ農家の肖建磊さんは、「1ムーの土地に、1年間で農薬を7−8回散布する必要がある。人の手で1ムーの土地に散布する場合およそ100元(1元は約19.0円)かかるが、無人機の場合は50元ほどで、栽培コストを大幅に節約できる」と話した。
烏魯木斉(ウルムチ)市は2010年より、大気汚染防止プロジェクトに300億元以上の投資を行っている。技術のけん引を受け、烏魯木斉市の大気質は大きく改善された。昨年、同市の大気質が「優良」だった日の割合は85.6%に達し、全国74の重点モニタリング都市の20位前後に浮上した。