◆科学技術、人々の玉手箱に
新疆伊犁河谷の北西部に位置する霍城県三道河郷の党委員会書記によると、ブドウの栽培を始めたばかりの頃には困難もあった。技術者が科学知識を何度も説明し、冬の農閑期を利用し村民のブドウ栽培技術訓練を実施したことで、科学知識が農家の生産における基本知識になった。
現在の新疆では、問題があった場合に科学技術者に解決を依頼することが、各民族に最も好まれている。和田市団結新村の大型温室内でも、30人以上の科学技術指導者が活躍している。科学技術は彼らの生産・生活における最も主要な内容となっており、彼らの生活を豊かにしている。
中国工程院院士、新疆ウイグル自治区党委員会常務委員の黄衛氏は、「新疆は現在、中国のエネルギー戦略の大通路、地域ビジネス・物流センター、金融センター、文化・科学教育交流センター、医療健康センターをおおまかに構築した。これはシルクロード経済ベルトの中心エリア建設の基礎となっている。この中心エリアの建設の過程において、科学技術がより大きな力を発揮することになる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月25日