四川省楽山市で今月16日、自動頭洗い機を使って頭を洗う陳攻科さんの父親。38歳になる陳攻科さんは、半身不随となった祖母がいつでも頭を洗えるようにと、16年間に18個のヘルメットを「遊び」壊しながら、ついに全自動マッサージ頭洗い機を発明、国の実用新型特許を取得した。成都商報が伝えた。
この装置は鉄製の骨組みの先にオートバイのヘルメットをつけたもので、横にはプラスチックの水容器2つと、コントロールパネルがある。陳さんの父親・陳述明さんが防水エプロンを被って椅子に座りボタンを押すと、ヘルメットが自動的に頭に被さり、さらにボタンを押すと、ヘルメットが振動しマッサージを始めた。
陳述明さんが気持ちよさそうな表情を浮かべていると、ヘルメットの中に水とシャンプーが注入され、マッサージと洗浄、すすぎ、リンスの注入、洗浄、すすぎと全自動で稼動し、5分のうちにすべてが完了した。ヘルメットが外され陳述明さんが再びボタンを押すと、頭上からドライヤーがかけられ、髪の毛はあっという間に乾かされた。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月18日