中共中央と国務院　「開放型経済新体制の構築に関する若干の意見」を発表

中共中央と国務院はこのほど、「開放型経済新体制の構築に関する若干の意見」を発表した。同意見は、「新たな情勢・挑戦・任務に対応するため、開放型経済のトップレベルデザインを統一的に計画し、開放型経済新体制の構築を急ぎ、体制・メカニズム面の障害を解消し、対内・対外開放の相互促進を推し進め、外資導入と海外進出をより良く組み合わせ、対外開放の能動で経済発展と国際競争の能動を勝ち取り、改革・発展・革新を促進し、開放型経済強国を建設しなければならない」と指摘した。

計1万1千字からなる同意見は、11の部分、計50条からなる。第1部分では、開放型経済新体制を構築する上での全体要求と全体目標が提起され、その後の10の部分ではそれぞれ、▽外商投資管理体制の革新▽海外進出戦略を促進する新体制の確立▽対外貿易の持続可能な発展の新メカニズム構築▽対外開放区域の配置最適化▽「1ベルト、1ロード（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」戦略の加速▽国際経済協力の新たな分野開拓▽開放的で安全な金融体系の構築▽安定・公平・透明・予測可能なビジネス環境の建設▽支援・保障メカニズム建設の強化▽健全な開放型経済安全保障体系の建設－－に関する具体的な方針が盛り込まれている。（編集SN）

「人民網日本語版」2015年9月18日