2015年9月17日  
 

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日本留学中にうつ病を患った成都の男性が家出

人民網日本語版 2015年09月17日11:13

曾明さんは帰国後も独学で日本語を学んでいた。写真は机に並べられた日本語書籍。

16日の時点で、四川省で暮らす劉さんの27歳になる息子・曾明さん(仮名)が家を離れて14日が過ぎた。劉さんは微博(ウェイボー)で息子の情報提供を求めている。劉さんによると、息子は日本での留学中、生活に不満を感じうつ病を患い退学、帰国した。家出する直前は症状も好転しつつあったというが、「まさか家出をするなんて」と嘆く。四川新聞網が伝えた。

今月2日午後2時過ぎ、劉さんが普段より早目に仕事を終え帰宅すると、滅多に外出することのない息子の曾明さんの姿はすでになかった。財布や身分証、携帯などは家に残され、家の鍵と乗車カードだけを持って出て行ったようだった。「当初は親戚の家にでも遊びに行ったのだろうと思い、親戚宅に電話をかけたが、息子は来ていないと言われた。3日後、警察に通報したが、未だに何の情報も入っていない」

曾さんは今年27歳、かつて日本に大学院生として留学するも、学業を終えることなく1年で退学して帰国した。理由はうつ病を患ったためと劉さんは言う。大学卒業後、曾さんは家の経済的負担を少なくしようと、日本の公立大学を受験し、合格した。しかし、内心はずっと早稲田大学を希望していたようだった。「留学生活が始まり、友人が早稲田大学に合格して留学していると聞くと、ますます自分の現状に不満を感じるようになり、不安に苛まれてうつ病を患った」


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