国慶節(建国記念日)が近づき、お祝いムードが日増しに濃厚になっている。宇宙ステーション実験機(ドッキング目標機)「天宮1号」のハイパースペクトルイメージャーの微博(ウェイボー)公式アカウント「@天宮之眼」は15日、「ハイパースペクトル赤外波長域で目測したところ、承徳と唐山の境界線上にある滦河の主流に、突如巨大な竜が現れた。これを『中国竜』として母なる祖国に贈り、10月1日の誕生日を祝う」と投稿し注目を集めた。人民網が伝えた。
実は、これは昨年投稿されたものだが、国慶節が近づき再びネット上で注目を集めている。ハイパースペクトル赤外波長域観測により、この川はまるで巨大な竜のように見え、活き活きとしている。これは水の温度変化が安定し、比熱比が高く、夜間になると急速に水温が低下する周辺の水と比べ水温が高いためで、赤外線画像で明るく表示された。
同アカウントは中国各地のハイパースペクトル短波赤外線画像を頻繁に投稿し、ネットユーザーと交流している。「共に地球の秘密を探ろう」と紹介されているように、気軽で親しみやすい手段により、ハイテク設備と一般人の距離をぐっと縮めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月16日