首都医科大学宣武病院がこのほど発表した情報によると、中国人専門家が担当した非痴呆血管性認知症の臨床研究に重大な進展があった。この研究成果は世界的に権威ある学術誌「Alzheimer's & Dementia」(電子版)に掲載され、高得点を獲得した。人民日報が伝えた。
首都医科大学宣武病院の賈建平教授が担当した「ブチルフタリドによる非痴呆血管性認知症の治療に関する臨床研究」は、人の患者を対象とする大規模な臨床実験で、15軒のセンターの50−70歳の非痴呆皮質下血管性認知症患者281人を対象とした。実験結果によると、ブチルフタリドは非痴呆皮質下血管性認知症患者の認知機能と全体的な機能を改善し、高い安全性と耐性を持つ。ブチルフタリドは、非痴呆血管性認知症(VCIND)の特効薬であることが証明され、世界の医学界の重大な進展となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月10日