南京大学金陵学院が5日に実施した新入生歓迎イベントに、ロボットが登場した。スーパーマンに扮した身長約35センチのロボットは、旗を振りながら新入生を歓迎し、股割り、ダイビング、ターン、ジャンプ、さらにはブレイクダンスの動きを披露した。その美しいダンスにより、現場からはしきりにため息が漏れ、拍手が鳴り響いた。ロボットは新入生と保護者から好評を博した。中国日報網が伝えた。
情報工学学院実験室の教員、謝鵬飛氏は、「このダンスロボットには10−20個の関節がある。プログラムを入力することで、ロボットがダンスを踊る。この新入生歓迎ダンスには20以上の動作があり、プログラミングに2週間を費やした。最も難しかったのは股割りと手を振るという、手足を同時に使う難易度の高い動きだ」と話した。
情報工学学院の新入生の黄さんは、「ロボットがダンスをするのを見るのは初めて。プログラミングにこれほど神秘的な力があるとは思わなかった」と話した。
情報工学学院学生業務弁公室室長の劉益新氏は、「このロボットはプログラミング教育用として使用される。新入生歓迎の現場で、新入生や保護者にダンスを披露したのは、情報工学学院の特色をできるだけ早く知ってもらうため。このほか、学生と保護者は実験室を見学し、ロボットへの理解を深めることもできる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月8日